保険と私
■ 保険と私
星野 今日子
私は、これまで長く「保険」の仕事にたずさわってきましたが、ここ数年、「来店型保険ショップ」の増加で保険業界は大きく変わってきたことを実感しています。
来店型の保険ショップのさきがけである「保険市場」の北戸田店に出向していた2年間、本当にたくさんのお客様のご相談に対応させていただきました。ほとんどの方が保険は仕方なくかけるモノで、どちらかというと無駄な出費とお考えになっているため、保険料はできるだけ安いモノをご希望されます。
保障額をぎりぎりまで抑えたり、保障内容を最低限度にすれば、保険料を安くすることは可能です。でも、保険はそもそも万一の場合に、困らないようにするために加入するものであって、何かあったときにほとんど保障を期待できないモノであれば、加入する意味がありません。
ご相談に来店されたお客様のなかには、健康状態から加入に際して、保険料割り増しなどの特別条件が付いてしまう方がたくさんいらっしゃいました。条件が付いてもご加入できる方は、まだ良いのですが、ガンなど特定の既往症があれば、ご加入自体できない方もかなりいらっしゃいます。皆さん「どうしても加入したいのですが、どうにかならないんですか?」と懇願されるのですが、このような場合、私どももどうすることもできないのです。「こんなことなら、もっと早くに入れば良かった」とか「もっと大きな保険に加入しておけば良かった」というお言葉を聞くと本当に胸が痛みます。保険は本当に必要だと実感した時には、加入することができないのです。健康状態を損ねてから後悔しないように、目先の保険料の安さで選ぶのではなく、保険は保障内容で選ばなくてはいけないと思います。お客様に何かあったときに困ることがないように、精一杯良いプランをご提案していきたいと思っています。
■ 保険と私
関口 啓子
私と「保険」との出会いは、大阪で国内の生命保険会社に勤めていたOLの頃にさかのぼります。
それまでは、保険とは無縁の生活でしたので、入社後の研修でも、なんとなくわかったという程度でした。
当時の仕事は支社の内勤で、主に保全関係の仕事をしていました。ある日、奈良で集中豪雨による土砂崩れが発生し、ニュースで犠牲者の中に既契約者のご家族がいらっしゃることを知った担当者が、すぐに死亡保険金の手続きに向かいました。
ご両親を亡くされ、一人残された高校生の息子さんは、ご両親が保険に加入していたことを知りませんでした。担当者から保険金のことを聞き、「両親が亡くなってどうしていいかわからなかった。もう、とても大学には行けないと思っていた。でも、これで進学を諦めなくてもいいんですね。」と、号泣されたそうです。この話を戻ってきた担当者から聞いた時のことを、私は忘れることはできません。この時、初めて保険の大切さを実感し、お客様に対して「使命感」が生まれたような気がします。
現在、保険の仕事をしていて、お客様に「今まで掛けてきたけど、何ももらったことは無い。保険料を無駄に捨てているだけでもったいない。」と言われることがあります。そんな時、私は「給付金も保険金も受け取る事がなくても、保険料は決して無駄になっているわけではありません。必ず誰か困っている方のお役に立っています。その中には保険金のおかげで進学を諦めなくてすんだお子様もいらっしゃいます。お客様がこれまでお支払いいただいた保険料が顔も知らないどこかの誰かを支えているのです。ですから、何も無く無事暮らしているときは,誰かの『あしながおじさん』になっているとお考え下さい。保険の世話にならない生活というのは、実はとても幸せな人生なのですよ。」と、お話ししています。
保険に対してはお客様の誤解も多く、営業職員は「悪」のように言われたりもしますが、皆が皆、自分の成績のためだけにいい加減な提案をしている訳ではないのです。お客様のことを真剣に考え、親身になって対応している営業職員もたくさんいます。私自身はお客様に万一のコトがあった場合、実際に給付金や保険金を受け取る時のことを考えて、真剣に保険商品をお選びしています。何もなければ、どの保険に加入していても、大した差はないと思います。でも、ひとたび何かあった時、私がご提案した商品の違いが、お客様の人生の明暗を分けるのです。私は保険の仕事はお客様の人生をお預かりする、とても責任の重い仕事だと思っています。毎日、お客様が保険のお世話にならない幸せな人生を送って頂けることを祈りつつ、「価値ある安心」をご提案しています。
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