マネー楽しめば価値

マネー楽しめば価値

マネー楽しめば価値とは・・・

帝国ニュース埼玉版(帝国データバンク発行)に2005年7月号から連載をしているコラムのブログ版ファイナンシャルプランナーとしての視点と経営者としての視点から中小企業経営者に向けてのコラムです。

タイトルは「お金は人生で一番大事なものではありません。でも、大事なもの全てに影響するらしい。」というロバート・キヨサキの言葉にあるように、お金の大切さだけではなく、その根底にあるもっと大切なものは何かを感じ取っていただけたら嬉しく思います。   

鈴木孝佳

マネー 楽しめば価値 Web編7 |明るい未来へスタート

経済的にも社会的にも、年初からさえないニュースばかりが溢れていいますが、平成13年9月の第153回国会で小泉元首相は、内閣総理大臣所信表明演説の中で、「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ。」と、ダーウィンを引き合いに出して話をしました。

ちなみに、7年前の平成13年の1月に起こった出来事を調べてみると、円相場が急落し1年5ヶ月ぶりの安値となり、株価も1万3201円と平成12年末来からの最安値を記録、松下電器産業は松下電器工業を吸収合併・・・、今年、松下電器産業は社名を1918年の創業以来使ってきた創業者松下幸之助の名前を社名から外し「パナソニック」に統一すると発表しました。

歴史は繰り返されるといいますが、今年のスタートとは何かと似ていいます。テレビ埼玉が昨年末に行った経営者へのアンケートで、景気の拡大は2007年で終わったとの回答した企業が44%もあったといいます。十二支の子年の「子」の字は、「了」に「一」つまり、終わってまた一から始まるということです。ここからまた仕切り直し、スタートと思えばどうでしょうか。

変化に対応するためには、ポジティブで楽観的な考え方が必要です。相場も社会や職場の環境もみんながダメだと考えれば良くはなりません。思考のスイッチをすべて前向きに切り替えるようにしたいものです。このように玉石混淆、変化の時期は、チャンスの時期でもあり、情報収集力が後でものをいいます。

10年ぶりに改訂された広辞苑、累計で1100万部も発行されているといい、今回の第6版の改訂では、新たに1万語が追加され24万語が収録され、予約だけで34万部が売れています。この10年の移り変わりを言葉や物などで追ってみても、どんどん新しいものが誕生しているのがわかります。最近は電子辞書なる便利なものが登場し、私もお世話になっていますが、それでもあのアナログ的でどっしりとした風格の辞書は不滅なものだと改めて感心してしまいます。機械化、IT化が進むその一方で、反作用の法則が働き、自然回帰、古きよきアナログ的なものを求めるようになるものです。

世論調査によると団塊世代の約2割が都市から田舎への定住移住を希望し、4割が、平日は都市部に住み、週末は田舎でといった二居住以上を希望しています。 今年もある役所で、定年を控えた職員向けに退職後の生活設計について話をさせていただく機会がありましたが、これからの生活の変化に対しての対応力は、人によりまちまちなようです。予想できることと、予想できないことの区別をつけて、予想できることについてはすぐに準備を始めること。即実行が肝心です。実行に移すことで、現状を打破し、未来を創り出すことが可能になります。

「人間は知っていることや、持っているもので、滅びることはあっても、自分がどのような人間であるかによって、救われる」 覚えておきたい言葉の一つです。

Copyright © 2009 financial fun's. All rights reserved.